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起倒流柔術研究

  

 

起倒流の略歴

 福野七郎右衛門正勝(友善)が茨木専斎俊房と良移心当流を興し、寺田平左衛門安定、寺田八左衛門頼重兄弟に伝えその子の寺田勘右衛門満英(正重)から直信流柔道といった。 起倒流の名前は茨木専斎が、組討を独自に工夫して自らの技を「乱」と称したところ沢庵和尚がその技を見て起倒流と名づけた(柳生十兵衛三厳著「月之抄」)らしい。また、堀田佐五右衛門頼保は起倒流柔術雌雄妙術と名乗っていたようである。起倒流として全盛期を迎えるのは滝野専右衛門貞高遊軒の時である。現在は起倒流備中派、講道館に古式の型として保存されている。

1.福野七郎衛門(茨木専斎俊房)−寺田八左衛門−寺田勘右衛門−吉村兵助−堀田佐五右衛門−滝野遊軒

 参考文献 武芸流派大事典

本ホームページの研究課題

 四代滝野遊軒の弟子で名人として名高い加藤有慶系の孫弟子である吉田奥之丞が書き残した起倒流柔術捕方之大旨の人巻表裏二十一本をネタとして、講道館の古式の型を参考に研究する。

起倒流表の型

体(たい)

夢中(むちゅう)

力避(りょくへき)

水車(みずくるま)

水流(みぞながし)

引落(ひきおとし)

虚倒(むなだおれ)

打砕(うちくだき)

谷落(たにおとし)

車倒(くるまだおれ)

錣取(しころどり

錣返(しころがえし)

夕立(ゆうだち)

瀧落(たきおとし)

起倒流裏の型

身砕(みくだき)

車返(くるかえし)

水入(みずいり)

柳雪(やなぎゆき)

坂落(さかおとし)

雪折(ゆきおれ)

岩波(いわなみ)

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